前歯の治療の流れと材料による違い
前歯治療(かぶせもの)の流れ
①むし歯を削ります。※麻酔をすることもあります
②必要に応じて神経を取り除きます。※数回の通院が必要な場合があります。
③型をとります。※土台を立てる場合は2回ほど型をとります
④技工所で装着物を制作します。※来院の必要はありませんが、1週間以上お待ちいただくことがあります
⑤装着します
「かぶせもの」の治療に使用する素材は?
セラミック
お皿につかう陶材を歯科用に加工したもので、色が白く、大変美しく仕上がります。
プラスチック
健康保険を利用できます(セラミックにくらべ変色しやすく、プラークがつきやすい)。
必見!材料による3つの違い
前歯の治療は使用する材料や方法により 主に3つの点で違いがあります。
違いその1:美しさ
美しさがいつまでも続く
セラミックの最大の特徴は、いつまでも続く透明感のあるその白さです。セラミックならプラスチックのような変色はほとんどなく、審美性の点で優れているといえます。
違いその2:耐久性
磨耗しにくい
せっかく治療するのですから、いつまでも丈夫で長持ちすることも大切です。プラスチックは、歯ブラシでこするだけでも傷がつきますが、セラミックならそのような心配はありません。
違いその3:清潔感
細菌がつきにくくむし歯や歯周病になりにくい
セラミックの材料は、毎日使うお皿と同じだからとても衛生的です。むし歯や歯周病の原因となる細菌(プラーク)がつきにくく、歯みがきをすればしっかりと落とせます。
500倍の顕微鏡で歯の表面を見てみると、スポンジのような表面でプラークがつきやすそうなプラスチックの表面に比べ、セラミックは非常になめらかです。